イニシャルコンタクトは1分で理解できる
こんにちは! ゆうきです!
今回は
歩行の動作分析(イニシャルコンタクト)
についてです
なぜ今回
歩行の動作分析について
お伝えするかというと
理学療法士にとって
患者さんに対する目標が
「QOLを上げるとともに
ADL改善をする」上で
歩行という動作
が重要なのでお伝えしていこうと思います
歩行の動作分析を知ることで
・国家試験対策
・臨床現場での応用・治療
に繋がります
「歩行の動作分析苦手だな」
「難しい用語ばかり」
と思っているあなた
ここで読むのをやめたら
今まで変わらないままになるので
最後まで読んでみてください
歩行は毎年必ず1問は出ていて
頻出問題に含まれています
義足の歩行や
疾患特有の歩行にも応用するために
まずは正常歩行を理解することが大事です
そして
歩行分野からの出題での
得点化を狙いましょう
では早速今回は
歩行には2種類大きく分けてあります
それは
・立脚期
・遊脚期
今回は立脚期の一番初めの
「イニシャルコンタクト」
についての覚え方を
お伝えしていきます
立脚期とは
ある一側下肢(今回は右側)を一歩踏み出し
踵から床面へ着いた瞬間に
始まります
踵が着いたら
次につま先をつくために
つま先を徐々に降ろしていきますよね?
普段歩く際には
つま先を徐々に降ろす感覚は
ないと思います
ここが覚えにくいポイント
なんだと思います
普段意識せずに
なんとなくやってしまうことを
ふと思い出した時・調べた時
思い出せなかったり、わからなかったりしますよね
例えば
「3日前の晩御飯なんだったっけ」
となることありませんか?
お腹がすいたから
無意識にその欲を満たそうとして
行った行動なので
思い出すのに苦労するのと同じです
では話に戻ると
ここでは踵を着いてから
つま先を着くまでのことで
イニシャルコンタクト(初期接地)
といいます
イニシャルコンタクトでは
前脛骨筋の遠心性収縮により
つま先をゆっくりと降ろしています
ゆっくり降ろすことにより
身体重心の前後移動
すなわち
歩行速度に関わってきます
身体重心を前にするには
大腿四頭筋とも連動して行っているため
前脛骨筋の筋力低下により
フットスラップが出現します
フットスラップとは
→脚の裏全体で着地すること
結果的に
エネルギーを吸収できずに
「筋出力の最大化」
というのもできなくなってきます
またパタンと倒れることで
急激に身体重心が前に傾き
膝折れの原因にもなり
二次障害も引き起こす可能性があります
「歩行周期たくさんあるしどうやって覚えるの」
問題はここですよね
僕の覚え方としては
イニシャルコンタクトについては
フットスラップがおきたら
ペンギン歩きと覚えましょう
フットスラップ=ペンギン歩き
今すぐ出来る事としては
自分でゆっくり再現しながら
五感を使って覚えるのが一番です
具体的なやり方としては
1.ゆっくり踵を着いて
2.ゆっくりつま先を降ろす
3.全足底接地
1の時点でつま先が上を向いているのが
前脛骨筋の求心性収縮の状態です
これができずに
1.2を省いて
いきなり全足底接地になるのが
フットスラップです
ここまで読んだあなたならできる!
今度は周りの友達に教えてあげましょう!
今回はここまで!
次回は
イニシャルコンタクトの次に起こる
「ローディングレスポンス」
についてお伝えしていきます
最後まで読んでいただき
ありがとうございました