誰でも理解できるミッドスイングの参考書
こんにちは! ゆうきです!
今回は
ミッドスイングのバイオメカニクス
についてお伝えしていきます
前回イニシャルスイングについて
お伝えしたので
もし
「見てない!」
という方がいましたら
「誰でも理解できるイニシャルスイングの参考書」
という記事を確認してからの方が
流れをつかみやすいと
思います!
ミッドスイングは
遊脚中期の部分にあたります
この相では主に
次のイニシャルコンタクトに向けて
股関節を屈曲しながら
トゥクリアランスを保つ相です
・なぜミッドスイングが重要なのか
・ミッドスイングでなにが起きているのか
・どうやって覚えたらいいのか
・今やるべきことはあるのか
そんなあなたに!
この記事を最後まで読んでいただければ
絶対に理解できるようになります
ここで読むのを止めてしまったら
臨床現場に出た時は勿論
国家試験でも必ず出題されるので
苦労します
大丈夫です!
この4点に沿ってお伝えしていきます!
ではまず
ミッドスイングでは
なにが起きていて
なにが重要なのか
をお伝えしていきます
この相では
イニシャルスイングで
床から離れた足部を
今度は股関節屈曲させながら
前方へ出しつつ
トゥクリアランスを確保する
言い換えれば
トゥクリアランスの安定した状態
を作る相です
プレスイングで
膝関節屈曲してトゥクリアランスを
確保しましたが
ミッドスイングでは
膝関節が伸展し始め
下腿は床に対し直角になります
足は床から離れたままであり
床と足との間隔(約1㎝)は
股関節と足関節の角度に依存します
大腿の前方への勢い(腸腰筋の遠心性収縮の勢い)で
股関節屈曲筋群の活動は最小限ですみ
膝関節はほとんど受動的に伸展します
ここの文章では
→以前お伝えした
ターミナルスタンスでの
トレイリングリムの勢い(腸腰筋の遠心性収縮)
を利用しています
しかし
「ターミナルスイングで大事なことは?」
それは
→前方へ進むために
膝関節を伸展させなければなりません
そこで股関節の屈曲と足関節の背屈が
重要になってきます
1.股関節屈曲が重要な理由として
・歩幅の増加
・歩行速度の増加
・反対側の股関節伸展(腸腰筋の遠心性収縮)
→反対側の歩行の効率をあげるため
2.足関節の背屈が重要な理由として
・トゥクリアランスを確保
→つまずきによる転倒予防
この2点が
ミッドスイングでの重要ポイントです!
では
「どうやって覚えたらいいのか」
「今すぐ出来ることは?」
まず上記のことを
・ペン
・ノート
これだけで十分です!
要点を押さえるためにまとめてみましょう!
「ミッドスイングのポイント」
→イニシャルコンタクトに備え
腸腰筋の遠心性収縮を
前方への勢いとして利用し
膝関節を伸展しつつ、足関節の背屈を行う
そこから次のステップとして
・鏡の前で実際に歩いてみる
・写真を撮って自分の歩行分析
をやってみましょう!
理解できたら
友達にも教えることで
アウトプットとして
知識の定着・整理
ができます
今回はここまで!
次回は
「ターミナルスイング」
についてお伝えしていきます
次回で
歩行周期は最後となります!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました